65歳以上の高齢者の15%はうつ状態にあり、約5%はうつ病に罹患していると推計されています。
- 環境の変化、第1線からの退却・役割の喪失(退職、子供の結婚や独立など)
- 身近な人との別離(特に配偶者との死別)
- 身体の変化、老化に伴う身体的な衰え、健康に対する不安
- 老化に伴う精神的な衰え、もの忘れ、気力低下、認知症の初期にうつ病・うつ状態が起こることは少なくありません。
The elderly of the Family
65歳以上の高齢者の15%はうつ状態にあり、約5%はうつ病に罹患していると推計されています。
自殺した高齢者の多くは身体的異常を訴えており、治療を受けている。「楽になりたい」「元の体に戻らないなら死んだほうがました」と考える人が多い。
自殺した高齢者のほとんどが家族と同居していた(独り暮らしの人は全体の5%以下)。生前に「長く生き過ぎた」「家族に迷惑をかけたくない」ともらしていた人が多く介護や看護の負担をかけることへの遠慮があったことがうかがえる。
行動・交流範囲が狭くなると近親者への依存度が増加するため、配偶者、子、兄、弟、知人などの病気や死は強い喪失感を引き起こす。その結果、ひきこもりがちとなって孤立からうつに至る。
以上の中であてはまるサインがある場合は受診をお勧め致します。