保険診療を受ける皆様へ
初診の際は保険証・医療証等を必ずお持ちください。保険証の確認が取れない場合は保険診療として取り扱うことができません。
※保険証の期限切れにご注意ください。
また、他の心療内科、精神科クリニックにおかかりの場合は紹介状が必要です。
お薬が重複し無駄なお薬が発生すると言うデメリットに加え、他院とで診断や治療方針が異なる場合もあり、それらが同時進行に行われると皆様ご自身が混乱し不利益を被ってしまうという結果に陥りがちです。
逆も然りで、当院から他院の先生の意見も聞いてみたいと言う考えは理解できますが、その際には当院での治療は一度終結し、転医先への紹介状をご用意させていただきます。何卒、ご理解の程、お願い致します。
診察・検査の進め方
初診時に状況をご本人様とのお話の中でじっくりと把握、評価して参ります。ご自身お一人で心配な場合は身近なご家族の同席をお勧め致します。ただし、抱えておられる内容がご家族にもお話することに抵抗がある場合もあるかも知れませんので、同席が絶対に必要と言うことはありません。皆様と私とは初対面であり緊張を解きほぐすよう努めて参ります。長時間(30分程度)、詳細に話をうかがわせていただきます。途中でご気分が悪くなられる場合もあると存じます。ご気分が悪くなられていないか、逐一、皆様の状態をみながら慎重に対応を行なって参ります。途中退席されても大丈夫です。遠慮なくおっしゃって下さい。
初診時のお話だけでは正直、全体像を把握することは至難の技です。2回、3回と再診を重ね、全体像の把握、治療方針を定めていきたいと考えております。焦らず二人三脚で決めていくことが出来ればと思います。必要に応じて各種心理検査を行う場合も御座います。
また、症状ををお薬だけで(対症療法)とお考えの方がおられるのも十分に理解出来ます。そのような場合には深入りして、根掘り葉掘り探っていくことは控えます。遠慮なくおっしゃって下さい。ただし、睡眠導入剤や抗不安薬はある量を超えての処方は、効果は頭打ちとなります。極力、必要最低限の種類、必要最小限の処方にとどめていけたらと考えております。
当院で対応が困難なケース
当院は入院施設のないクリニックのため、入院が必要と思われる方(急性期の統合失調症患者様、希死念慮や衝動性の高いうつ病患者様、急性期の各種薬物中毒症状を呈した患者様など)には、ご本人様、あるいは、ご家族の了解を得て入院施設のある精神科病院に紹介させていただきます。
ただし、私が入院が必要と判断しても、実際に入院となるかは紹介させていただく病院の医師の判断となります。あらかじめご理解の程、お願い致します。
18歳未満の方は親御様の同意、同席をお願い致します。
今現在、小児の皆様への対応は行なっておりません。
診察所要時間・費用
診察所要時間
初診は30分を目安に考えておりますが、皆様の状態に合わせて柔軟に対応を行なって参ります。長くなる場合も短くなる場合も御座います。
費用
費用の内訳は、通院精神療法、処方せん料が主な内容です。領収書内に詳しく記載致しておりますが、不明な点は遠慮なくお尋ね下さい。
また、当院は院外処方ですので、お薬代は別途調剤薬局にてお支払いいただく形となります。
(国民健康保険・社会保険診療)
初診での治療費は3割負担です。診療メニューの各疾患毎の料金の目安を参考にされて下さい。
(後期高齢者医療制度)
原則として、治療費は1割負担となります。
(自立支援制度)
治療費は1割負担となり、月の治療費上限以降は無料となります。
(生活保護制度)
治療費の自己負担はありません。
診断書(簡易な診断書、自立支援医療診断書、精神保健福祉手帳診断書、障害年金診断書など)について、種類によって料金が異なります。窓口にてご確認下さい。